気軽に利用できるruby

致命的な落とし穴に要注意

rubyエンジニアへのアドバイス

rubyは、web系アプリケーションを開発するための言語です。その最大の特徴は、オブジェクト指向であることではないでしょうか。そのため、頻繁に行う処理をあらかじめ関数化しておくことにより、その関数を再利用することが可能となります。
関数の再利用化は、プログラムをコンパクトにすることへとつながります。必要な基本関数はあらかじめ実装されているため、関数を呼び出すだけで基本機能を実行できてしまうのも特徴です。また、もう一つの特徴はインタプリタ系の言語であるということです。多くのエンジニアは、インタプリタ系と聞いただけでほっとするのではないでしょうか。多くの人がプログラムの入門時に利用した、Basicと同じスタイルの物だからといえます。プログラムをコーディングしながら、とりあえずできたところまでプログラムを動作させることができ、簡易的なデバッグができてしまうのです。しかし、この気軽さゆえの気の緩みが、致命的なバグを誘発させてしまうこともあります。プログラムのセキュリティーホールを作ってしまい、ウイルスの侵入を許してしまうようなミスなどを起こしがちです。さらには、あらかじめ実装されている関数を使用した場合についても、その関数が本当に信頼できるかどうかは怪しいものであることを自覚しないといけません。
このような事態を防ぐには、インタプリタ機能に頼らすにeclipseなどの統合型開発環境(IDE)などを利用して、徹底的にデバッグを行う習慣をつけることが大切となります。もっと詳しく知りたいなら~色とりどりエンジニア